超妊活療法が不妊に効く理由

当院で行う超妊活療法の一番の特徴は妊娠しやすい体を作るために睡眠から見直していくということです。

不妊・不眠の専門院である宗八だからこそできる
鍼灸×(妊活＋睡眠)
という全国でも数少ない不妊治療を行っています。

睡眠を見直すことで体の内側から、鍼灸治療により体の外側からそれぞれ妊娠しやすい体を作るためのアプローチを行います。

これにより通常の鍼灸治療以上に妊娠しやすい身体を作る事が出来ます。妊活のためにと食事や運動を気にする方は多くても、睡眠を気にしている方はほとんどいません。
ですが40代女性が早寝早起きにして睡眠を意識しただけで自然妊娠したという例があるほど、妊娠と睡眠には大きな関りがあります。
妊娠しやすい体を作るためには睡眠習慣の見直しが欠かせないポイントです。

初回の来院時には６０～９０分かけてカウンセリングを行います。これまでの妊活歴や行った検査、治療歴、夫婦生活の現状など出来るだけ詳しく伺います。
カウンセリングには可能であればご夫婦揃っての来院をお願いしています。

ご夫婦で来院して頂く理由は

①治療の内容をお二人に納得して頂く為

②治療に対する夫婦間の温度差を確認する為

不妊治療に来られる患者様から「主人があまり積極的ではない」「病院の検査にも一緒に来てくれない」といった事を相談される事があります。
温度差を無くすことも必要ですが、どれだけの期間続くか分からない妊活を行う為には夫婦間の温度差の把握がまずは必要だと考えているからです。

そういった点を踏まえて、超妊活療法の治療、頻度、期間を説明させて頂きご納得いただいた場合に限り治療を行います。
ご夫婦の都合もありますので治療を受けられるどちらかお一人でのご来院も可能です。

不妊治療はよく「出口の見えないトンネル」といった表現をされますが、確かにその通りだと思います。
器質的な原因があればそれを取り除けばいいですが、ほとんどが
なぜ妊娠しないのかが分からない原因不明不妊です。

だからこそ宗八では妊活のゴール設定しそこに向かって進んでいくという事を最も大切にしています。
妊活のゴールは決して妊娠だけではありません。

実際に当院の患者様を例に挙げると「胚移植は３回まで」「凍結した受精卵を全て移植する」と決めて治療を行っています。
もちろん妊娠するまで治療を続ける、妊娠を諦めて妊活を終えるというのも立派なゴールです。
そのゴールを自分だけで決めるのはなかなか難しいです。
そのためにしっかりとカウンセリングを行いゴールを決めるお手伝いをさせていただきます。

カウンセリングでは西洋医学的な見解だけでなく、検査によって東洋医学的な立場からも患者様の身体の状態を把握していきます。

唇や舌は子宮や子宮内膜の状態を表し、脈や腹部は内臓の働きを表します。
そういった部分から現在の体の内側の状況を把握します。

そのほか、不妊に関わる身体の状態としては
血の滞りを指す瘀血、気の滞りを指す気滞、睡眠不足に関わる陰虚などがあります。

これらは習慣を改善するだけでも整える事が出来るものが多いです。
他にも腎や肝などの働きなど、そういった一人一人の状態に合わせて必要な食生活や生活習慣で気を付けることなどをお伝えします。

超妊活療法は実際に自身も不妊治療を経験し、不妊治療の現状や実際の悩みを体験したスタッフが治療にあたります。

不妊治療は特に、経験しないと辛さがわからない分野だと考えています。

経験者だからこそ分かる成果が出ない辛さ、夫婦間のトラブル、実際に子どもを授かった喜びなど一通り経験しました。

治療に対する不安だけでなく、旦那(妻)に対する悩みや愚痴などなんでもお気軽にご相談ください。

鍼灸治療を行う事で妊娠に関わる骨盤内の子宮や卵巣、精巣などに直接的にアプローチする事が出来ます。

特に体外受精や顕微授精などで、女性側では採卵の際に質の良い卵子を育てる為に、男性側では精子の働きや質を高める為に睡眠習慣を改善するための指導を行います。

睡眠の改善によって受精卵の質を高め、胚移植時には骨盤内臓器と関わる神経に直接刺激を与えて子宮内膜の厚みや柔らかさを着床しやすい状態に保つことが出来るので妊娠率を上げる事が可能となります。

もちろん自然妊娠や人工授精に対しても効果的です。

体外受精・顕微授精を行う方に限った話ではありますが、日頃の治療に合わせて、胚移植当日の移植直前と移植直後にご来院いただいています。

移植直前と移植直後でそれぞれ適した箇所のツボに施術を行うためです。それにより胚移植時の着床率を大幅に上げる事が可能となります。

遠方から来られていたり移植の日時によっては前か後しか来れないという方もおられるのでそういった場合には必要な箇所のツボをお伝えし、必ずご自宅でお灸や指圧を行っていただいています。

超妊活療法には自宅でのセルフケアも含まれます。

来院されての治療は多くても週２回もしくは１回です。そのため治療を行っていない時間の方が圧倒的に多くなります。

なので出来る限りご自身で毎日お灸や指圧などのセルフケアを行っていただいています。

その為に必要なツボや改善すべき習慣は人それぞれ違うので一人一人に合わせて最適なものをお伝えしています。ご自身でもお灸を行う事でツボに刺激を入れるだけでなく、妊活だけでなく冷えや凝りにも効果があります。さらにお灸には副交感神経を優位にするという効果もあり妊娠に大きく関わる日々の睡眠改善にも効果があります。