高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。
さて、前回は「姿勢と睡眠」についてお話しました。
背骨に過度な負担がかからないよう、ご自身に合ったベストなスリーピングポジションを見つけていただければと思います。
「睡眠」に悩みを抱えている方が、1日も早く質の良い睡眠を得られることを願っています。
今回は 「マッサージと睡眠」 についてお話します。
「マッサージを受けたことがない」「常に緊張している」「寝ても疲れが取れない」
そんな方は、ぜひ最後まで読んでください。
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結論:マッサージは睡眠の質を高める有効な手段
結論からお伝えすると、マッサージは睡眠の質を向上させるために非常に有効です。
それだけでなく、マッサージには次のような身体へのメリットが期待できます。
• 血圧の安定をサポート
• 炎症に関与する物質の増加を抑える方向に働く
• 筋肉や関節の痛みの軽減
• 関節可動域の向上
• 不安感や気分の落ち込みの緩和
• 片頭痛を含む頭痛の軽減
• 消化・排泄機能のサポート
• ストレスホルモンの分泌抑制
• 免疫機能のバランス調整
マッサージは、身体を「回復モード」に切り替えるスイッチのような役割を果たします。
これは睡眠において非常に重要なポイントです。
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マッサージの歴史と種類|正解は「一番リラックスできるもの」
マッサージの歴史は古く、約5000年以上前にまでさかのぼると言われています。
現在ではさまざまな理論・方法があり、代表的なものだけでも次のような種類があります。
• ツボ押し
• 指圧
• 筋膜リリース
• リフレクソロジー
• タイ式マッサージ
• スポーツマッサージ
• ロミロミ
• アーユルヴェーダ
• クラニオセイクラル療法
• ホットストーンマッサージ
• ワッツ(水中指圧)
「どれが良くて、どれが悪い」ということはありません。
あなた自身が一番リラックスできて、気持ち良いと感じるものを選ぶことが何より重要です。
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マッサージは「人にしてもらう」だけではない
マッサージは、必ずしも人に施術してもらわなければいけないものではありません。
範囲は限られますが、セルフケアとして行うことも十分可能です。
特におすすめなのが、
• 指圧
• ツボ押し
これらは一人でも行いやすく、寝る前の習慣にも取り入れやすい方法です。
大切なのは
「気持ち良い」「リラックスできる」
この感覚にしっかりフォーカスすること。
体質や体格、緊張の出やすい場所は人それぞれ違います。
ご自身に合った方法を探すことが、睡眠改善への近道です。
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寝る前におすすめ:「腸つぶし」で副交感神経をオンにする
最後に、睡眠の質を高めるセルフケアとして
「腸つぶし」 をご紹介します。
腸つぶしとは?
「腸つぶし」とは、腹壁を意図的にマッサージし、
内臓を支配している 迷走神経 に刺激を入れる方法です。
やり方
1. サッカーボール程度の大きさで、少し弾力のあるボールを用意
※空気を入れすぎないのがポイント
2. 床にうつ伏せになり、お腹の下にボールを入れる
3. 5〜10分ほど、ゆっくり体を動かす
4. 不快感のある場所で動きを止め、呼吸とともに圧を調整
5. お腹からボールに息を吹き込むイメージで行う
この方法は、交感神経の興奮を鎮め、副交感神経を優位にする方向に働きます。
寝る前の習慣として取り入れると、熟睡しやすくなる方が多いです。
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よくある質問
Q1. マッサージをすると本当に睡眠の質は良くなりますか?
A. 自律神経が整いやすくなり、睡眠の質が向上する可能性があります。
特に緊張が強い方やストレスを感じやすい方は、寝つきや深さに良い変化を感じることがあります。
Q2. 寝る前のマッサージは何分くらいが良いですか?
A. 5〜10分程度で十分です。
長時間やりすぎるより、「気持ち良い」と感じる範囲で短時間行う方が睡眠には向いています。
Q3. 毎日マッサージをしても大丈夫ですか?
A. 強すぎなければ問題ありません。
リラックス目的であれば、毎日の習慣として取り入れても問題ありません。痛みを我慢して行うのは逆効果です。
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まとめ:マッサージは「睡眠スイッチ」を入れる習慣になる
今回は「マッサージと睡眠」についてお話しました。
• マッサージは自律神経を整え、睡眠の質を高めやすい
• 方法に正解はなく、「一番リラックスできるもの」を選ぶ
• セルフケアでも十分効果が期待できる
• 寝る前の「腸つぶし」は副交感神経を高めるのにおすすめ
次回は 「サプリメントと睡眠」 についてお話しますので、お楽しみに。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回、元気にお会いしましょう。
